カテゴリ:生物

生物部 ジュニア農芸化学会

 3月17日、愛知県名古屋市の名城大学で開催されたジュニア農芸化学会2018に第二高校生物部が参加してきました。
 『オオスカシバ(Cephonodes hylas)の生態学的研究』という研究テーマで、熊本市立田山に自生する立田山ヤエクチナシの保全を目的に、立田山ヤエクチナシに食害を与えるオオスカシバの産卵選好性に関する研究です。オオスカシバの生態に関する研究は、第二高校理数科の先輩方が、2015年と2016年に森林学会においても発表しました。
 農芸化学会には全国の高校生を中心に、79校がポスター発表を行います。熊本県からは第二高校と熊本北高校が参加しました。全国の高校生の研究発表はとても刺激になり、研究に対する意欲が高まりました。とてもいい経験になりました。
 また、名古屋港水族館の見学など、学会への参加以外の面でも見聞を広めることができました。みそカツ丼やエビフライサンドなど名古屋名物を食したことも思い出です。

生物部 ムラサキツユクサ

 17日は天候に恵まれ、春の陽気となりました。見上げた空も真っ青です。春の陽気に誘われて校庭を歩いていると、濃紫色の花が目に留まりました。ムラサキツユクサです。
 地震前は生物準備室前に多く見られたのですが、改修工事により生息場所を奪われ、最近は姿が見えなくなっていました。気孔の観察や細胞質流動の観察に最適の材料です。

▲青空が広がっていました。

▲ムラサキツユクサ

 生物部の2年生は、オオスカシバの研究発表のため、現在愛知県名古屋市で開催されていジュニア農芸学会に参加しています。17日が発表本番です。
 昨日は、生物部の研修を兼ねて名古屋港水族館の見学に行ってきました。その様子は後日報告します。

生物部 春が来た!

 先日紹介した校庭のウメが満開になりました。第二高校のウメは白梅ですが、数本の紅梅があり、いいアクセントとなっています。

 教室棟と特別棟の間のサザンカは、少し前まで冬の時期に彩を添えていましたが、現在落花盛んです。
 先日、校内のサザンカの花粉を採取して、花粉管の伸長を観察しました。予想以上に伸長しなかったのですが、1時間もするとちゃんと花粉管が観察できました。今度生物の教材で使用する予定です。その様子は後日報告します。

生物部 春の訪れ

 学年末考査が終わり、3学期もわずかとなりました。先日、体育館の改修工事も終わり、今年は学校で3年生を送り出せます。卒業式もすぐそこです。

 校内を散策すると春の訪れを感じます。これから見頃を迎えるのは、校庭の南側のウメです。三分咲きといったところでしょうか。来週は気温もグッと上がり、春の陽気となるらしいので、一気に満開を迎えることでしょう。

開花を始めた校庭のウメ(奥は管理棟の新築工事中です。)

 第二高校ではこの時期メジロの姿を見かけます。教室棟北側の通路には、サザンカが植えられており、いま見頃を迎えています。そのサザンカに10数羽のメジロが飛び交っています。今年は特にメジロが多いようです。