カテゴリ:情報

二高にPepperがやってきた!

 情報科目を担当している篠倉です。教育現場において簡易ロボットを使ったプログラミング学習が勢いを増していく中、本校ではソフトバンクグループ(株)の「Pepper 社会貢献プログラム2」に参加することになり、10月30日(火)にロボット「Pepper」が納品されました。
 Pepperの知名度は高く、コンピュータ室に運び込む際には多くの生徒が「Pepper君だ!」と声を上げていました。その後は、授業の合間や昼休み・放課後に、生徒たちはPepperとのたわいない会話(ほとんど噛み合っていませんが・・・)や英会話ソフトでのやり取りを楽しんでいます。さすがに授業中はスリープさせますが。
 当面、理数科2年の学校設定科目「スーパーサイエンスⅡ」の情報班が、Pepperの効果的活用方法及びそれを実現するプログラミングの研究を実施します。将来的には、これまで情報科目において理数科のみに留めていたプログラミング学習を、普通科及び美術科まで広げていくことも視野に置いています。

男子バレーボール部の皆さんへ

 情報科篠倉の飛び入り投稿です。

 6月4日(土)に八代第六中学校体育館で行われた総体男子バレーボール競技を見に行きました。本校1回戦の相手は以前敗北した鹿本高校。試合前、ニコニコしながら「先生、勝ちますよ」と言っていた3年生を見て、逞しくなったなあと感慨深いものがありました。試合は残念ながら惜敗。うなだれた3年生に「お疲れさん」としか言えませんでした。

 思い返せば、現3年生が1年生の頃、男子バレーボール部は大変な状態でした。3年生引退後、メインとなって1年生を引っ張っていくはずの2年生部員が0人。助っ人顧問の私はド素人。1年生8人(そのうち4人はバレー未経験者)だけで試行錯誤して練習するしかないわけです。そんな中、私は前任校の話をしました。
「前任校のバレー部は1回戦負けが続く弱小チームの状態が続いていたが、4年間で立て直し、今は県ベスト4に入るまでになった。君たちはそれを2年間でやってみないか。君たちの頭脳を持ってすればやってやれないことはない。言われたことをだた実行する、ではなく、自分たちで考えて実行するんだ」
はっきり言って無責任かつ無茶な話です。スポーツに限らず、一度崩れた組織を立て直すには大変な労力と時間が必要です。しかし、気持ちで負けてほしくない、ただそれだけでした。翌年、私はバレー部顧問を離れ、たまに部員と話をする程度になりました。

 そして、今回の総体。確かに敗れはしましたが、それぞれの持ち味を活かしたプレー、応援も一体感があり、組織として完全に復活したことを確信しました。3年生のこれまでの奮闘は、今後彼らの前に次々と現れる壁を打ち崩す原動力となることでしょう。

 本校男子バレー部の横断幕にある「繋げ」という言葉。一度途切れてしまった「繋げ」を「繋ぎ直した」3年生に感謝します。

「加持君、國武君、陣内君、竹本君、谷川君、免出君、米嵜君、笹原さん、松瀬さん、ありがとう」