家庭科 KPポスターツアー

本校「家庭基礎」・「科学家庭」の授業では
「探究」の取組の1つとして
KPポスターツアーを年に2回実施しています。

KPは「紙芝居プレゼンテーション」の頭文字。
紙芝居のように紙をめくりながらプレゼンをする方法です。
思考整理の道具として、
またグループの合意形成の道具として
機能します。

今回は保育領域の内容で
ポスターツアーを行いながら
「社会の一員として、あなたに今できることは?」
を考え続けました。

テーマは7つ。
協力してストーリーを完成させました。
一人の分量はB4 2枚、1枚あたり15秒程度の分量。
6人で力を合わせ、1ストーリー3分に仕上げます。

「ポスターツアー」とは
ジグソー法的なグループの再編成を行って
ポスターの内容を共有するところに特徴があります。
ポスターを作った各グループから1人ずつという
グループ再編成を行いますので
自分が作ったポスターが手元に来たら
必ず発表しなければなりません。
全員が発表する機会があるということです。

本日1年8組と1年A組で実施しました。
動きの把握に不安があった生徒たちも
動き出せば生き生きとプレゼンを楽しんでいました。


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他のグループの発表を聞いて、
赤ちゃんには食べさせてはいけないものが
けっこうあることもわかったし
一人一人違うから、
その子に合わせた服を選んだりしないといけないこともわかった。

児童虐待の原因等たくさんのことに気づけたと思う。

自分が親になったときのために
もっと多くのことを知りたいし、
自分が知っていることは広げていきたい。
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8組の授業終了後
「楽しかった~」
というコメントが聞かれました。
動きは複雑で、準備が大変な気もしたけど
やってみたらとっても楽しかったそうです。

あとのクラスは中間考査後に実施予定です。
家庭科準備室前には8組A組の作品を展示しています。
生徒のみなさん、
ぜひ参考に、見に来てくださいね。