生物部 台風前日

 台風16号の接近に備え、生物室周辺の植物の避難を行いました。最近は、秋雨前線の影響で、太陽が顔を見せてくれないためか、植物も元気がなさそうです。

 校庭には秋の風物詩であるヒガンバナが赤い花を咲かせるようになりました。第二高校では、毎年この時期に校内のあちこちに赤い花を見ることができます。特に東区役所側道路沿いは南向きで日当たりも良く、ヒガンバナの群生が見られます。もうすぐその見ごろを迎えることができるかと思います。その様子は後日お知らせしたいと思います。

 ヒガンバナは学名をLycoris radiataといい、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。有毒な球根性植物で、鱗茎にアルカロイド系の有毒成分を含むことで知られています。また、体細胞の核相が3nなので、種子を形成することができず、栄養生殖で増えていきます。

▲第3棟南側に顔を出したヒガンバナ

▲ヒガンバナの赤い花弁

 健康教育室前の花壇には、季節外れの朝顔が咲いていました。雨の中、薄紫色の花が一際鮮やかに映りました。

▲雨の中鮮やか開花したアサガオ